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秘密の香り
第9章 秘密の夜
キッチンに戻り
冷めた食事を温め直す

圭吾さんがご飯を温かいものに変えてくれる


向かい合わせで座って
食事をした

作ってきたおかずを
褒めてくれて…

そんな
些細なことに
幸せを感じた


食後にティラミスを食べて



あっという間に
部屋を出る時間が訪れた


玄関で靴を履き
圭吾さんが履きおえるのを待つ


「今日はごめんね…」


ぎゅうっと…
抱きしめられる


「次の木曜は…ゆっくり過ごそう…」


そう囁きながら
甘いキスをくれた…

マンションを出るまで
指を絡ませ
手を繋ぐ



こうしていると
敦の存在を忘れてしまう…




帰り道
携帯を見ると
珍しく敦からメールがきていた


今日は久々に早く帰れるから
外食しよう


外食か…
久々だなぁ



楽しみにしているね、と返信し


外の景色に視線を向けた



敦を嫌いになったわけじゃない…


でも

敦との日常では
得られない…

小さな幸せと

大きな悦びを

圭吾さんとの時間なら
得られる…


そして
圭吾さんのあの香りが
たまらなく好き…。











































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