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♥TOROTORO HONEY♥
第2章 擬音語では言い表せないのです
どうしてこんなコトをされたのか━━━━

分かるわけないじゃないか。

私はただ、悲鳴のあがった科学実験準備室に行って…

そこであの女性を見た…

それのなにがいけないのか、全く分からない。

しばらく考えて、口を開いた。

「その…どこら辺から?」

たまに思うときがある。

私は主語、述語が抜けているな…と。

彼らは……

「「はぁ~~~~」」

っと深い溜息。

しばらく沈黙が続いて、もう帰っていいのではないかと思った瞬間。

右の男の子がグンッと距離を縮めて、私の耳元で

「…ホントに分からないの?それとも…もっとシて欲しくてそう言うの?」

さっきまでの透明な声とは少し違う、いやらしい声。

ドックン━━━━

心臓がそうなるのが分かる。

パッと目の合った左の男の子…。

「しょうがないなぁ~。涼、説明してあげて~?」

なぜかボタンを外しながら、そう言う。

そしてそれを聞いた右の男の子…。

「わかった~。翔は準備してて~。」

なぜかこちらもボタンを外しながらそう言う。

片方がやれば、もう片方もする。

双子のルールなのであろうか…?
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