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♥TOROTORO HONEY♥
第2章 擬音語では言い表せないのです
午後の最後の授業。

あと少しで帰れるのだが、私の心は朝のまま。

ただでさえ、騒がしくてイライラしていたと言うのにっ!

あんな目立つようなことをされては困る。

あれから、休み時間にイライラの原因である彼を探した。

でも結局見つかることはなく…こんなにもイライラしている。

周りからは不思議な目で見られるし、

変な期待をされて自己紹介では「インパクトがない」とブーイング。

更には先ほど露出度の高い女性…とよく似た女性が私の元へ来て、

「もう類に近づかないでよねぇ!」と言ってきた。

耳を舐め…られたあの感触はいっこうに消えることはないしっ!

なんだと言うのか。

地味に生きることの何が悪いのだろう。


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