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第2章 擬音語では言い表せないのです

今日の授業がつまらないものでよかった…。

今日の私はこのとおり、ずっと考え込んでいる。

ぷらす、イライラしている。

勉強どころではない。

そんなことを思っている内に全ての授業が終わった。

みんな教室から出ていき、私1人。

急にまた風が吹いてきた。

髪をかけようとすると…

「っ！もうなんなの！！」

またあの感触。

デジャヴのように思い出されるあの感触。

すぐに洗いたくなって、水道まで早歩きで行く。

「耳を洗う」なんてことそうそうないけれど。

無性に洗いたくなった。

少し落ち着いて教室へ戻ろうとすると━━━━