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仔猫と狼
第4章 踏み出す一歩
421と打ち込み、呼び鈴を鳴らした。
だが、返事が返ってくる様子は、一切ない。
もう、一度鳴らしてみるが反応なし…。
まぁ、ここまでは、山田さんに言われていた範囲内だ。
鳥居さんは、私生活がメチャクチャでたまに昼と夜が逆転しているという。
それに、昨日は、夜中まで収録があったからまだ寝ているのだろう。
だから、今日は元から昼間の仕事は入っていないらしい。
「はぁ…。」
とうとう、山田さんから預かった、この鍵を使う時が来たのだ。
早い…
早すぎる!
「はぁ…。」
鍵を差し込み、高級なマンションの中へと足を踏み入れた。
だが、返事が返ってくる様子は、一切ない。
もう、一度鳴らしてみるが反応なし…。
まぁ、ここまでは、山田さんに言われていた範囲内だ。
鳥居さんは、私生活がメチャクチャでたまに昼と夜が逆転しているという。
それに、昨日は、夜中まで収録があったからまだ寝ているのだろう。
だから、今日は元から昼間の仕事は入っていないらしい。
「はぁ…。」
とうとう、山田さんから預かった、この鍵を使う時が来たのだ。
早い…
早すぎる!
「はぁ…。」
鍵を差し込み、高級なマンションの中へと足を踏み入れた。