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スケベ教師とマジメちゃん
第3章 一条先生の欲情1
[一条先生視点]

1時間後…チャイムが鳴って…
ドアをノックする音…

ドアを開けると…
小柄で…丸顔で目が大きい女の子が
立っている。

僕の高校に似た制服を着ている。

僕の要望どおりだが…
それ以外に亜紀と似ているところはない。

メイクも派手だ。

「こんばんわぁ〜。アリサで〜す」

「こんばんは」
僕はアリサを部屋に招き入れる。


どこかで見たことのある女の子だ。
まさか…昔の教え子?

僕は自分の記憶を辿る。


「ひょっとして…一条先生ですよね?」
アリサは僕に言った。

僕もアリサを思い出した。

2年前の卒業生だ!

僕が教師になりたての頃に
3年生だった生徒だ。

アリサは源氏名のはず…
でも僕はこの子の名前を思い出せない。

1学年は5クラス200人…
すべての生徒の名前を覚えられるはずがない。
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