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いつも、その笑顔で
第5章 思いがけない出来事
クリスマスライブに向けてバンドも忙しくなってきた
「蓮!!もうちょいテンポあげようぜ!!」
「おぉ!!」
練習が終わり藍が差し入れを持って現れた
「みなさんお疲れ様でした。これ飲んでくださいね。」
「ありがとうございます」
「美咲は、 特製ジュースよく持ってきてくれたよな!!あれうまかったよな!!」
海斗が言う
「ほら、サンドイッチも最高にうまかったよな!!」
ノリも、わざと藍の前で話す
「わかったわ!!この次は、そうするわね。」
「みんなぁ!!お疲れ様!!」
奈央が現れた
「奈央!!」
海斗が奈央を呼んだ
「海斗!!お疲れ!」
「奈央!!」
海斗と奈央は、超仲良い関係になっていた
「奈央!!終わったら家来いよ!!」
「うん…。」
「どした?」
「なんでもないょ…」
「変な奴…」
「へへ」
藍は、存在感がないことにショックを受ける
「藍……俺らも終わったら飯でも行こうか。」
「蓮!!うん!!」
練習が終わった
「蓮!!どこ行く?」
「まかせる…」
わかった。乗って
藍は、健二の店に連れて行った
「お!藍!!…あれ?蓮じゃん!!」
「よ!!健二!!お前の店か?」
「あぁ!!随分売れてるなぁ!!」
「どうも!!サインするか?(笑)」
「そういや、美咲も何回か来たんだぜ!!最近来ねーな」
「実家帰ったんだ。」
「そうなのか、俺もたまには帰ってみよかな。ま、座れよ」
ひさしぶりに昔の話しで盛り上がった。
「蓮…そろそろ帰ろ」
「あぁ…じゃな健二」
車に乗り込む蓮
「蓮、泊まってもいい?」
「ぁ、明日早いし。俺だけ降ろして」
「蓮……抱いてくれないんだね…あれから…全然……わたしたち結婚するのよ…」
「…結婚か…結婚てなんだろうな…じゃな、おやすみ。」
信号待ちで、蓮が一人車を降りた