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第7章 命

スタジオで練習中の３人。


「そういや、奈央から聞いたけど、美咲結婚するらしいぜ!」


ｶﾞﾁｬｰﾝ


アンプにマイクが落ちた

「結婚？」


「あぁ…奈央が電話したら、そう言ってたって、式は、相手の男の都合でまだ先になるらしいけど、呼んでくれるって!」


「そっかぁ、美咲結婚かぁ!幸せなんだな。」

ノリが言う


「結婚……か…」


蓮は、動揺していた


「蓮……もう、忘れろよ…。お前も、新しい恋っての見つけろよ」


「もう……いいよ……恋とか愛とか、もう、うんざりだ!俺には音楽がある!」


「蓮!」


「今日、飯でも行くか?」

「だな!」


「おぉ!」



スタジオを出て、行きつけの店に来た


「乾杯!!」


３人で、久しぶりの食事だ。


「海斗、奈央に電話入れたか?」

「あぁ、かけたよ。」

「なぁ、蓮、お前、まだ美咲のこと…好きなのか?」

「……参ってるよ…俺、 どんだけあいつのこと…………」


「時間たつの待つしかないよ…」


「あぁ…」


「飲も!!」


「あぁ!!」


「でもさ、ノリの女関係…全く聞かねぇよな!!」

「俺はいいよ!!」


「まさか、お前………………男…とか…」

「はぁ!?ふざけんな!!ないない!!」


「だよな。」


「好きな奴とかいねぇのかよ。」


「残念ながらな…」


「紹介してやろうか？」

「遠慮しとくよ…俺も蓮と一緒で音楽あっからさ!!」

「なぁんだ、２人格好良すぎだろ!!」



酔いつぶれ蓮のマンションに泊まる海斗とノリ



次の日、マネージャーに怒鳴られたのは、言うまでもなかった