この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
いつも、その笑顔で
第7章 命

季節は春になった

美咲のお腹も立派に目立ってきた。

「美咲…産まれるまで安静にしてなきゃダメよ。」


「わかってるよお母さん!!」

最後の健診が行われ、順調だった



その頃、レッドはドームツアーの真っ最中だった


忙しい日々が続いていた

くたくたの3人だった

そんな時だった、ノリに電話が入った


母親が亡くなったと。


ツアーの真っ最中だった、ノリは迷った…


「楓…ごめんな…俺…行けない。ツアー半端にしたくない」


「お兄ちゃん…」


「ごめんな…」



「ノリ!!行けよ!!」


「ノリ…行けよ」


「ツアーなんか、またいつでもできるんだ、ノリ!!」


「みんなには、俺から説明するよ。早く行けよ」

「海斗………蓮……さんきゅ…」


ノリが、控え室を飛び出しタクシーに乗り実家に向かった。



海斗と蓮がステージへ向かった


海斗がマイクの前に立つ

「みんな、今日は、来てくれてありがとう、でも、今日は、3人で演奏ができなくなってしまいました。ドラムのノリの……母親が亡くなったと…知らせが来て、ノリは、戻りました。来てくれたみんなには、申し訳なく思ってます。突然のことで、僕らも動揺を隠せません…今は、みんなでノリの母親の冥福をお祈りしたいと思います。…………黙とう………」


静まりかえる会場…すすり泣く声………


「俺たち3人で1つなんだ!!だからノリがいないと演奏もできない、今日の…ライブは、中止にさせてくれ!! でも、今日の代わりにまたライブやるからな!!また、会おうな!!」


歓声が響いた。


「みんなありがとう………みんな!!愛してるぜ!!」


ライブは中止となり、二人は、マネージャーと共にノリの実家に向かった
/105ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ