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いつも、その笑顔で
第13章 帰国
「今日は何食べよっか陸!!」
「カレー!!」
「カレーにしよっか!!」
スーパーにより家に帰ると蓮がいた
「パパぁ!!」
一目散に陸が蓮に走り寄る
「お!陸…おかえり…幼稚園楽しかったか?」
「うんっ!!」
「美咲…おかえり。ちょっといいか?」
「入って…」
「パパぁ!!これ見てぇ!!」
幼稚園バックから絵を出す陸
「陸!!それは…いいのっ…」
しかし蓮の手に渡っていた
「へぇ…陸は絵がうまいな…」
「うんっ!!」
「陸…今日はプレゼントあるんだ。ほら」
小さなグローブだ
「今度一緒にキャッチボールしよっな陸!!」
「やったぁ!!パパぁ!!ありがとー」
「あ…勝手なことして…ごめん………」
美咲に謝る
「別にいいわよ…陸のあんな顔……初めて見たし……悔しいけど、私はあんな顔させてあげれなかったし…ご飯作るね…」
「美咲…」
キッチンで野菜を出していると後ろから抱きしめられた
「美咲…3人で暮らさないか?」
「蓮…」
優しい蓮の手に溶けてしまいそうになる美咲
その時携帯が鳴った
あわてて蓮から離れる
「はい!!菜々?どうしたの?」
「美咲!!あなたまだ店長と何もないよね!!」
「どうしたの!?菜々!!」
「やめな!!店長やめな!!あの男!!最低だよ!!美咲にいいよって……他では、遊びまくってるよ」
「菜々?」
「あいつ、店で…相田とやってた…この目で見たの…」
「え…今なんて!?」
「相田とやってた…オーナー室で……最低な奴」
美咲が腰から倒れ込むのを蓮が支えた
「美咲!!どうした!!おい!!」
美咲をソファーに寝かせ電話に出た
「もしもし!!一体どうしたんですか!!」
蓮も同じことを聞いた
「あの野郎!!」
美咲を寝かすと、陸にご飯を作り一緒に過ごした