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いつも、その笑顔で
第13章 帰国
「マネージャー、ごめん、もうしばらく日本に居たいんだ。頼む」
「わかったわ、ちょっと待って、ノリに代わるね…
蓮!!ちゃんと決めて来いよ!!俺らいくらでも待つし。」
「ノリ…ありがとな、みんなによろしくな」
携帯を置き、美咲が眠る部屋に向かう
「美咲…」
手を握る蓮
「クソッ…」
眠る美咲を抱きしめる蓮…
「痩せたな…美咲…」
「…痛いっ…蓮」
「あ!!ごめん…大丈夫か美咲…」
「ん…陸は?」
「リビングに寝かした。」
「ご飯、」
「大丈夫、ちゃんと食べさせたから」
「ありがと…蓮」
「美咲…お前を守りたい…すげー今そう思ってる…」
「蓮…」
「美咲…愛してる」
「蓮……私には…もうそんな資格………っ」
蓮の唇で塞がれ、何も言えなくなった
「んっ……」
「そうさせたのは俺だ…もうそんなこと考えるな……」
「蓮…」
「美咲…」
「蓮…ありがと」
「何年たつのかな…俺ら出会って。卒業式からだからな。もう七年くらいか…」
「違うよ……私は、高校一年から蓮見てた…」
「え!?なんで…」
「やっぱり覚えてないんだ…」
「え?」
「体育館倉庫…これでも思い出さない?」
「体育館倉庫…?」
「ん…初めて出会った場所…」
「あ…れ…あん時の…メガネ…まさか…」
「そ、あれが私…」
「なんだよっ…言えよな…」
「気づくまで待ってた。」
「ひでぇっ…」
「でも、卒業式に告白された時、死ぬ程嬉しくて、眠れなかったの覚えてる」
「そっか…あん時のメガネが美咲だったか…なら、俺の目に狂いはなかったってことだな。」
「ん?」
「あれから、メガネの女探したよ。何か気になってさ…見つけた時には、卒業近くなってたな」
「荒れてたもんね…」
「だな…ギターは何も悪くないでしょ!!物にあたるなんて最低!!だったっけ?」
「うん…ギターの音聞こえて覗いたら…蓮…ギター投げて蹴ろうとしてて…」
「バンドうまくいかなくてさ…喧嘩ばっかでさ…」
ギターを触りながら蓮が話す
「わかったわ、ちょっと待って、ノリに代わるね…
蓮!!ちゃんと決めて来いよ!!俺らいくらでも待つし。」
「ノリ…ありがとな、みんなによろしくな」
携帯を置き、美咲が眠る部屋に向かう
「美咲…」
手を握る蓮
「クソッ…」
眠る美咲を抱きしめる蓮…
「痩せたな…美咲…」
「…痛いっ…蓮」
「あ!!ごめん…大丈夫か美咲…」
「ん…陸は?」
「リビングに寝かした。」
「ご飯、」
「大丈夫、ちゃんと食べさせたから」
「ありがと…蓮」
「美咲…お前を守りたい…すげー今そう思ってる…」
「蓮…」
「美咲…愛してる」
「蓮……私には…もうそんな資格………っ」
蓮の唇で塞がれ、何も言えなくなった
「んっ……」
「そうさせたのは俺だ…もうそんなこと考えるな……」
「蓮…」
「美咲…」
「蓮…ありがと」
「何年たつのかな…俺ら出会って。卒業式からだからな。もう七年くらいか…」
「違うよ……私は、高校一年から蓮見てた…」
「え!?なんで…」
「やっぱり覚えてないんだ…」
「え?」
「体育館倉庫…これでも思い出さない?」
「体育館倉庫…?」
「ん…初めて出会った場所…」
「あ…れ…あん時の…メガネ…まさか…」
「そ、あれが私…」
「なんだよっ…言えよな…」
「気づくまで待ってた。」
「ひでぇっ…」
「でも、卒業式に告白された時、死ぬ程嬉しくて、眠れなかったの覚えてる」
「そっか…あん時のメガネが美咲だったか…なら、俺の目に狂いはなかったってことだな。」
「ん?」
「あれから、メガネの女探したよ。何か気になってさ…見つけた時には、卒業近くなってたな」
「荒れてたもんね…」
「だな…ギターは何も悪くないでしょ!!物にあたるなんて最低!!だったっけ?」
「うん…ギターの音聞こえて覗いたら…蓮…ギター投げて蹴ろうとしてて…」
「バンドうまくいかなくてさ…喧嘩ばっかでさ…」
ギターを触りながら蓮が話す