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私達が人間を辞めた日【外伝】 寿~孤独な支配者~
第4章 亀裂
和雄の瞳は直接見られていない俺ですら恐怖してしまう程の冷酷な物だった。
駄目だ...駄目だ駄目だ駄目だ!!!助けなきゃ...俺が愛華を...
しかし意思に反して体は冷たく...動こうとはしない...呼吸すら困難になり...指一本動かなくなる。
「そうだな...下着を脱いでこちらに来い...四つん這いになるんだ...」
「...はい、御主人様...」
身を隠す物を全て失った愛華の瞳は、人形のように感情を感じなかった。まるで義眼から涙が流れているような...違和感がある程冷たい瞳に...
愛華がベッドで四つん這いになると、和雄は愛華の尻を叩く...痛々しい音に俺はビクッと震えた。
「アアアッ!!」
「こんな時はなんて言うんだ?教えただろう」
「ンンッ!!ありがとうございます...もっと...叩いてください...ああッ!!」
辞めて...辞めてよ父さん...愛華が...泣いてる...
和雄が何度も叩く度...愛華は体を反らして感謝の言葉を言う。
何十...もしかすると三桁の回数叩いた和雄はようやく手を止め、ズボンを脱ぐ...
「少しは反省したか...今度は感謝の気持ちを込めて奉仕しなさい」
「わかり...ッ...ました...」
慣れた手付きで和雄の下着を脱がす愛華の前に...和雄の肉棒が揺れる...