この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私達が人間を辞めた日【外伝】 寿~孤独な支配者~
第8章 止まらない衝動
足の指で女の唇をなぞる...
「舐めろ...音を立てて惨めに...」
「はい、んっ...」
女は律儀に舌を使って指を舐める。
こんな行為はまだ許容範囲内なのだろう...妹を救う為の報酬という"餌"を与えただけの事はある。
つまり...この女が餌への執着を失う程の拒絶を見せた時が、この女の本心の拒絶だ。
「ンン!?んっ...はっ....」
口の中に乱暴に足を入れても、必死に足を貪る...
良いぞ...直ぐに音を上げてもおもしろくない。
「裸になれ...」
「えほっ...はい...」
女はするりとバスローブを落とす...中には下着を着用しておらず、裸体を晒せば微かに体を震えさせる。
裸を見たのは二度目だがそれなりに恥ずかしいらしい。
俺は女の手を引くと...ベッドに仰向けに寝かせた。