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私達が人間を辞めた日【外伝】 寿~孤独な支配者~
第9章 危険な思考
「少しでも妙な動きをすれば、わかるな?」
美樹は俺の言葉に何度も頷く。
もう美樹に抵抗する気力は無い...それを確認し足のみ拘束を外す。
「お前もだ...勝手な行動を取れば姉が悲惨な目に合うぞ?」
美紅に言うと、姉と同じように頷く。
そう...これだけでこの姉妹は無力な豚になるんだ...
やはり親密過ぎる関係を持つと、人間は弱くなり...不幸になる。それを証明してやる...
そう思うだけで肉棒に血液が集結していく。
「奉仕しろ...」
「はい...」
衣服を脱ぎ捨てて肉棒を晒すと、美樹は口で精一杯媚びた奉仕をする。
「もっと音を立てて妹に聞かせてやれ...」
「...ふぁい...ッん...はッ...」
姉が鳴らす惨めな唾液音を聞いて涙ぐむ美紅も、俺を昂らせる。
「お前は絶対に目を背けるなよ?姉が自分の為に体を売る姿を良く見ておけ...」
かつて写真を送信するという形で姉がどのような行為で自分を助けたのかは教えているが、実際にその姿を見るのは美紅にとって苦痛でしかない...
自分の無力さを...思い知れ...