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銀剣士の憂鬱
第4章 青白い満月の輝く夜

「待ってくださいっ!!お願いします!
私もご一緒させて下さい!」

構わず歩き出すと彼女は後ろからついてきた。

「私は一人が好きだから、もう構うな。」

「いえ、ついて行きたいのです!お願いします。」

彼女はサラの隣にくると、サラに合わせて早足で歩き出した。
歩く度にプルンプルンと揺れる胸が目立つ。


(隣を歩かないで欲しい...)


「ハァ...」

サラはため息をつくと女に向かって話し出した。

「私は基本的に馬を使わずに徒歩で旅をしている。なぜか分かるか?」

「...“馬”ってなんでしょうか?」

「...」

「...」


(もうこんな女斬ってしまいたいっ!!)


サラはぐっとこらえると話を続けた。

「私が馬も使わず、一人で旅をしているのはいざというときに自分の命を守ることだけで精一杯だからだ。
ついてこられてもいざというときお前の命まで守れない。」

「自分の身は自分で守ります。
側にいさせて下さい。」

「じゃあ、昨日も自分で守れ。」

そう言うとサラは構わず歩きだした。

「あぁ!お願いします!
あなた様の側にいさせて下さいっ!
いえ、離れません!」

少女はサラの前にやってくると、必死で懇願した。


(昨晩からだけど、どうもこの女の言葉は常に必死さを伴っているようでなんだか敵わない...)


「分かった。好きにすればいい。」

「ありがとうございます!」

彼女は嬉しそうにサラの横を歩き出した。

歩く度にポヨンポヨンと胸が揺れる。

しばらく歩いたのちに痺れを切らしたサラは荷物の中をあさって一枚の反物を取り出した。
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