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熱指
第1章 熱指。


「また今度…」





彼はそう言って降りていった。




もう触られていた余韻でガクガクするほどイク寸前だった。




私はやはり物足りなくて学校で本能の赴くままにオナニーをした。





あの人がさっきまで触ってたクリトリスを触って、穴に指を入れて掻き回した。




グチュグチュグチュグチュ…




「んっ!あっぁん…っはっイク、ぅ!」




ビクン…ッ


ビクッ…ビクッ…



「あ…ぁ…ん」




気持ちいい、でも…違う。




毎日、毎日、あの指と声を思い出す。



また電車で触ってほしい…。



あの羞恥心さえもが快感になっていた。



触ってもらえた日も、そうでない日もその人にまさぐられるのを想像して、耽る。


こういった生活を何ヶ月も続けていた。
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