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【SS】目が覚めたら…?
第27章 【ファン感謝】白雪姫 ②小人(ナツ)
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青ナツが作ってくれた、あたしの青いドレス――。
――しーちゃんは清楚で可愛いデザインがきっとお似合いだから。
お気に入りだったその青いドレスは、まだあたしの身体には纏われてはいるものの、ドレスとしての機能は最早果たしていなかった。
両肩を剥き出しにされたまま、中途半端にはだけた淫らな格好になっているあたしは、テーブルに両手をついたまま、赤ナツがよく使用していた高い踏み台の上に両膝をついた形で座らされ、そのまま前傾姿勢……尻を高くあげた四つん這いのような状態になっている――。
そんなあたしの、テーブルについた腕の間から、後ろに立つナツが左手を伸ばして、うつぶせ状態のあたしの開いた胸襟に手を突っ込み、右の乳房を揉み込んでいた。
筋肉のついた白い腕が荒々しく動く様を目前にして、なにをされているのかと思えば、羞恥といやらしさに身体がかっと燃え上がり、胸の蕾がますます敏感に尖っていくのが自分でもわかった。
細いのに筋肉がついているこの腕は、小さかった時の面影はなにもない。
ガウンの左袖を抜いて、均整とれた左半身をあたしに押しつけて胸を愛撫し続けるナツは、あたしの首筋に熱く濡れた舌を這わせながら、その巧みな指の動きであたしを翻弄させた。
「ん、くふ……ぅんっ、ああん、んぁぁっ」
敏感な部分を強く摘ままれて揺らされて、びりびりとした快感の奔流が、寒気のように肌の表面をざわめかす。
今まで、欲しくても与えられなかった力強さ。
乳房がナツの指によって淫らに形を変えていくのがわかる。
形が崩れてしまいそうなほどに強く揉まれれば、身体の芯に火が付いて、あたしは嬌声を上げてしまう。
「しーちゃんは、強い方が好きなんだね」
笑いを含んだようなそんな囁き。
時折わざと胸の頂きを掠めるようなその絶妙な指の触れ方に、あたしは背を反らし身をくねらせて喘ぐ。
もうナツになされるがままだった。
ぞくぞくと迫り上がってくる気持ちよさがたまらない。