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【SS】目が覚めたら…?
第27章 【ファン感謝】白雪姫 ②小人(ナツ)
「可愛いね、しーちゃん。なんだか前より素直な反応」
ちゅぱりとあたしの耳殻を唇に含まれ、ぬめぬめとした舌で内側をなぞられると、行き場のない快感の波が次々に押し寄せ捌け口を求め、あたしの唇から切ない喘ぎが長く続いた。
「ぁああっ、ん、はぅっ……んん、あぁ……っ」
あたしの右足をさすっていたナツの片手が、不意にドレスの下に潜り込み、内股を大胆に触れ始めた。
胸の蕾をくりくりと捏ねる動きと連動したように、ナツの指があたしの下着の上から、くりくりと回す指を下着越しの秘部の中心に押しつけるようにして、刺激を与えてくる。
「ふぅ……はぁっ、はぁっ、ナツ……んふぅ…っ」
今まで小さな指では得られなかった刺激。
それがあたしを翻弄するように、ナツの長い指先が緩急つけてあたしの秘部を愛撫する。
ぶるぶるとあたしの身体が震えた。
あたしの身体に交差するようにして、巻き付くナツの両腕。
ナツに雁字搦めになりながら、あたしは唯一動く頭を小刻みに左右に振りつつ、迫り来る快感に喘ぐ。
「ナツ、ナツ……あぁんっ、そこ、ああ……っ」
くすりと笑うナツは、あたしの胸の蕾にカリカリと爪で引っ掻くようにしながら、秘部を弄るその手に力を込めて、あたしの股間を支えるようにして、さらに前傾姿勢にさせた。
秘部を弄る指がより深く秘部を刺激する――。
だけど下着越し、その薄布一枚の存在がもどかしくて。
「ねぇ、わかってる、しーちゃん」
ナツは、艶めいた甘い声をあたしの耳もとで響かせた。
「下着を指で押すと、くちゅくちゅっと粘りある音がしてるんだ。しーちゃん、これなぁに?」
「……っ」
「ああ、布が染みてきちゃった。わかる? この音だよ」
くちゅくちゅ……。
「やっ……」
「嫌じゃないでしょう? ねぇ、なんでこんな音になっちゃうの? ほら」
くちゅくちゅ……。
いやらしいことを、直接にあたしの鼓膜に送り込みながら、ナツの指はわざと音を響かせる。