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【SS】目が覚めたら…?
第28章 【ファン感謝】白雪姫 ③王子(モモ)
 

「足が痛いというのなら、触らない……」


 自分でも卑怯だと思う選択肢。

 ここまで痛みをやせ我慢するほど、サクラはあたしに「あたしがこんなに酷いケガをさせた」という事実を作りたくないのだ。

 その優しさを利用した。


「足、痛いの?」

「……痛くない」

「じゃあ触っていい?」


 サクラの手ごと、ゆっくり動かすと、サクラは真っ赤な顔して、潤んだ目で弱々しい威嚇を見せながら、ただ頭を横に振った。

 精一杯の拒絶らしい。

 いつもの聡明さや雄弁さはどこにいったのか。

 彼の自慰の場面に突然乗り出した時点で、サクラはパニックになってしまっているようで、いつものような取り澄ました態度をとれないらしい。

 そこまで、驚いてしまったんだね。

 子供のような狼狽えぶりが、可愛い。

 ……身体は子供ではないというのにね。


 いつもは感じ得ないそのギャップに、あたしの胸がきゅうきゅう音が鳴る。いじめてみたくてたまらなくなる。


「どうして現実のあたしなら、触っちゃ駄目なの?」

「……っ」


 サクラの顔が辛そうに歪み、助けを求めるように切なげな目を向けてくる。答えにくいことをあえて聞くあたしは、サクラに逃げ道を与えない。


「触りたい」


 それでも、サクラの頭が、黙したまま横に振られる。


 ああもう、埒があかない。

 あたしはサクラの手をパーンと払いのけると、そそり立つそれを素早く直に掴んだ。


「ちょっ……」

「黙ってて。熱くてドクドクしてる――」


 サクラがびくりと大仰にも思える反応を返す。


 凄く長くて太くて固い、灼熱の肉棒。

 これで目一杯の質量と思いきや、ちょっと指で撫でるとびくびくして、さらに強い芯を持とうとする。

 ここがどういうものなのか、性知識はあたしにもある。

 こんな大きいものを迎えられるほど、女性の膣は大きいモノなのか。


 サクラのこの大きいのを、あたしのナカに……?


 気持ちいいの?

 お母様があんなに絶叫をあげるほどの甘美な世界があるの?
 
 ……ひとりで弄っていた時以上に?


 考えているだけで、疼く秘部からとろりと溢れ出す、あたしの淫らな液。

 疼きが解消されず、もどかしくてたまらない。
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