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【SS】目が覚めたら…?
第28章 【ファン感謝】白雪姫 ③王子(モモ)
「だったら言って下さい。俺はあなたに、どんないやらしいことをすればお気に召すのでしょうか」
「っ………」
「俺にして欲しい、いやらしいことはないんですか? こんなにいやらしく腰を動かして、いやらしい顔で誘いながら? ねぇ…いやらしすぎる姫」
"いやらしい"の連発であたしの羞恥心を高める。
羞恥か快感か。
どちらかを選べと――、サクラは逆らいがたい妖美な眼差しであたしを誘い、焦らされたあたしは捨てざるをえなかった。
……羞恥心を。
自分の心が偽れない。
……サクラの前だから。
「……欲しいの」
「ん? 聞こえません。もっとはっきり」
耳の穴にぬるりとした舌を差し込まれて、そのぞくぞくする感触にびくっとしたあたしは、思わず爆ぜた。
「サクラに、今朝お口で舐めて貰ったいやらしい汁で溢れてるおまたの間に、あたしの手で扱いたら、先っぽから白いのを出したサクラの熱くて大きくてビクビクしているモノで、強く大きく擦って!!」
「そこまで語れとだれがいいました!!」
聞いたのはサクラのくせに、サクラは赤い顔をして、さらに大きくなった気がするサクラのモノで、秘部を強く大きく擦り上げてくる。
「本当に……あなたはいやらしいだけではなく、卑猥すぎる!!」
興奮している淫らの粘着汁がかき混ぜられるような音。
白薔薇に包まれた清楚な風景に相反するいやらしさがたまらない。
「あああああっ、いやらしい音!! 恥ずかしいよぅぅ……」
「今さらです。こんな大空の元、卑猥なことを叫ぶなんて……」
「ふぅ、く……ぅっ、サクラ……、気持ちいいけど、ああ……」
「気持ちいい、"けど"……? あなたがして欲しいと言った、いやらしいことをしているのに、なにを?」
荒い息から、上擦ったようなサクラの声が聞こえた。
「擦られるだけじゃ、切ないよ。サクラ……。奥が、奥がきゅうきゅうして、たまらなく切ないよぅぅ……」
「……っ」
下腹部のきゅうきゅうさが止まらない。
掠める肉棒を咥えたいと、あたしの蜜壷が泣いている。
「サクラぁぁ……」
蛇の生殺しなんだ。
サクラは平気なの?
もっともっと繋がりたくないの?
絡み合って離れないようにしたくないの?