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選ばれた悲劇
第1章 歓迎儀式
浴槽から上がり浴衣に着替えて、
洗面台の鏡に自分の顔を映した。
お酒がまだ抜けきらない状態が、ほんのりと
薄化粧した顔に見える私に驚いて・・・・・
先輩達が待つ部屋に入った。
部屋はお布団が引き詰められていて
一番上の井口先輩は窓際の椅子に座ってビールを手酌で飲んでいた。
鈴木先輩と橋本先輩は布団の上で私が来るのを待っていたのか~
麩を開けた同時に、拍手が鳴った。
「あっ・はははは~」
私は恥ずかしさあまりに小さな声で笑ってしまった。
「やっぱり!!比呂美は女だな~って言うか~綺麗だな~」
井口先輩から言葉が漏れた。
「やだ~先輩お世辞行ってもなんにも出ませんよ~」
と言いつつ井上先輩の前に座り、コップにビールを注いだ。
「おっ気が利くね~・ありがとう」
「処で、鈴木が比呂美に持っていった物・・・やって来たか」
「・・・・・・・・・・はぃ」
私は真っ赤な顔になって恥ずかしくて井上先輩の顔を見ること出来ず
下を向いていた。
洗面台の鏡に自分の顔を映した。
お酒がまだ抜けきらない状態が、ほんのりと
薄化粧した顔に見える私に驚いて・・・・・
先輩達が待つ部屋に入った。
部屋はお布団が引き詰められていて
一番上の井口先輩は窓際の椅子に座ってビールを手酌で飲んでいた。
鈴木先輩と橋本先輩は布団の上で私が来るのを待っていたのか~
麩を開けた同時に、拍手が鳴った。
「あっ・はははは~」
私は恥ずかしさあまりに小さな声で笑ってしまった。
「やっぱり!!比呂美は女だな~って言うか~綺麗だな~」
井口先輩から言葉が漏れた。
「やだ~先輩お世辞行ってもなんにも出ませんよ~」
と言いつつ井上先輩の前に座り、コップにビールを注いだ。
「おっ気が利くね~・ありがとう」
「処で、鈴木が比呂美に持っていった物・・・やって来たか」
「・・・・・・・・・・はぃ」
私は真っ赤な顔になって恥ずかしくて井上先輩の顔を見ること出来ず
下を向いていた。