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性技のミカタ
第3章 脅威!! 改造男子
「でけぇ。かてぇ」
短小がコンプレックスだった正義は巨根に生まれ変わった一物を握り締め歓喜の声を上げる。

「おぉぉ。ホントだ。感じる。ち○ぽみたいに感じるよぉ。気持ちいい~」
鬼棒を握る手を動かすと、快感が脳に伝わる。

「勃起するだけじゃない。性的興奮が高まってくるとカウパー腺液、つまり我慢汁を滴したり、鬼棒の表面に無数に設けられた穴から生理活性物質を分泌したり、おぬしが絶頂に達すれば射精もする」
「射精っ!?」
「ただし、放出されるのは精子ではなく、生理活性物質じゃがな。射精で出る物質は原液に近い濃さじゃ。受け止めた女子のヴァギナは瞬時に強烈な媚薬を体内に吸収し最高のオーガズムを感じる。最高のオーガズム、つまり『鬼逝き』じゃ」
「鬼逝き…」
「おぬしも射精感を味わえるので、相手と同時逝きじゃ」
「同時逝き…凄っ!」
「じゃが、鬼棒の本当の凄さはそんなモノではない」
「本当の凄さ?」
「鬼棒は形状記憶流体金属でできていると言ったな」
「ああ」
「先程見せたヴァギリングと同様、鬼棒も電気信号を与えることで形状を変化させる事ができるんじゃ」
「形状を変化?どういう事?」
「長くなった鬼棒を想像してみるのじゃ」
正義は勃起したままの鬼棒を見つめ想像する。
一瞬、鬼棒の表面が波打ったかと思うと、音も無く伸び始めた。

「おぉぉ~」
瞬く間に、鬼棒は2mぐらいまで伸びる。

「動かしてみるんじゃ」
「曲がれ!」
博士に言われるまま、鬼棒に命令する。
細く長く伸びた鬼棒は正義がイメージした通りに鞭の様に撓り動き出す。

「すっげぇ~」
正義は楽しくなり鬼棒を振り回す。

「今度は太くしてみるんじゃ」
正義は再度イメージする。
鬼棒が直径50cm程の短い円柱に変化する。

「鬼棒を構成する分子の数は変化せん。つまり、長くすれば細く、太くすれば短くなる」
「なるほど」
感心したように正義が頷く。

「じゃが、鬼棒の本当の凄さはこれからじゃ」
鬼棒を長くしたり太くしたりして遊んでいる正義に博士が言う。
「何っ?もっと凄いのか?」
正義は博士に詰め寄る。


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