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第6章 驚愕!!紗綾と魔夜

「…あっくぅ…」
指が紗綾の敏感な豆に触れた途端、紗綾の身体に今までにない快感が走る。

「…あぁ…あうっ…うっ…魔夜…いい…気持ちいい…魔夜…魔夜…」
紗綾の指が激しく乳首とクリ○リスを弄る。

『…紗綾…紗綾には…私がいるから…私がいるから大丈夫…もう…男なんていらないわ…紗綾…ずっと…一緒よ』

「…魔夜…魔夜…逝くっ…魔夜…一緒…一緒よ…ずっと…逝くっ…逝っくぅ…」
その夜、紗綾は男と決別した。

紗綾は大学を卒業し、ある研究機関に就職した。

男ばかりの職場では、紗綾の美貌が際立った。
上司、先輩、同僚、出入り業者の営業マン、
様々な男達が紗綾を墜とそうと紗綾に纏わり付く。

男と決別したしたとは言え、紗綾にも淋しい時がある。
そんな心の隙間に入り込んできた男と寝た。

「…やっぱり…この男も…」
男は紗綾を理解している様な素振りで接してきたが、紗綾の身体が目的だった。

「…男は…馬鹿ばかり…」
紗綾は、魔夜と遊ぶため家路を急いだ。

「…魔夜がいい…魔夜だけが…私の事を理解してくれる…」
当然である。
魔夜は抑圧され屈折した紗綾の心が生み出した第2の人格である。

魔夜は深層心理の奥に眠っている、普段は紗綾が意識していない事を話す。

「…魔夜は…私の心を理解してくれる…」
どんなに傷付けられても、魔夜が慰めてくれる。

紗綾の無意識が、紗綾の都合の良い様に、紗綾が求めている言葉を魔夜に喋らせているだけだが、魔夜の言葉で紗綾は平静を保っていられる。

「…魔夜…もうすぐ…もうすぐ逢えるよ…」
紗綾は家に着くと鞄を投げ出し服を脱ぎ捨てシャワーを浴びる。

シャワーを浴びて綺麗になった身体にネットで購入した淫靡な下着を着ける。

「…こんなエッチな下着…魔夜は何て言うかな?…」
紗綾は魔夜の反応を想像しワクワクする。

「…あっ!…」
バスルームから出掛けた紗綾が何かに気付き戻ってくる。

「…忘れてた…」
紗綾は普段では絶対に塗らない真っ赤な口紅を塗る。

20代後半の年齢になっても紗綾の肌は瑞々しく瑞々しく張り艶がある。

紗綾は全身が映る大きな姿見の前に立ち魔夜の登場を待つ。