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性技のミカタ
第2章 悪の秘密結社
正義が眼を横にやると1面ガラス張りになっている壁の奥に部屋があった。
「ここはっ?」
ガラス越しに見える隣の部屋には、天井から無影灯が吊り下げられ、正義が縛り付けられていたのと同じ様なベッドが置かれている。
「この国を揺るがす有事を未然に防ぐため、50年前に設立された国家治安維持組織の研究施設じゃ」
博士は部屋の中を見回しながら語り始めた。
「じゃが平和ボケした奴等が予算の無駄遣いじゃと言い出して5年前に表向きは閉鎖された」
「表向きは?」
「閉鎖から1年後、国家の危機を危惧する官僚OB、政財界の大物達が動いて秘密裏に復活させたんじゃ。国の秘密の資金から金が出ておるが最高機密なんで、ここの存在を知る者はほとんどおらん」
「国家治安維持組織?何で俺がっ!何で俺を巻き込む?」
「おぬしを巻き込んだのは儂じゃない。Q#Purgeじゃ。Q#Purgeはおぬしを拉致し改造手術を施した」
「だから、Q#Purgeって何だよっ?」
「元々は、『お金の見張り番』という、国会議員や地方議員の予算の使い方を見張るNPO法人じゃった。不明瞭なお金の流れを発見し度々訴訟を起こしておったんじゃが、悉く敗訴になっとった。それで業を煮やした、事務局長の鮫島 愛実が、過激分子を引き連れ脱退し、秘密結社『Q#Purge』を結成したんじゃ」
博士は正義に椅子を勧め自分も近くの椅子に座る。
「Q#Purgeは誘拐した女性に、『くぱぁ術』と呼ばれる手術を施し改造人間、奴等は改造女子と呼んでおるが、性兵器として生まれ変わらせるんじゃ」
「くぱぁ術?」
感情を昂らせて語る博士の勢いに押されながらも正義は聞き返す。
「『ヴァギリング』を女子の膣に埋め込む手術の事じゃ」
「ヴァギリング?」
「これじゃ」
博士は机の引き出しから銀色の筒を取り出し正義に手渡す。
「柔らかい。これを膣に埋め込む?」
見た目が金属製の様な筒は、思った以上に軽く柔らかい。
まるで太めの竹輪みたいだ。
「ここはっ?」
ガラス越しに見える隣の部屋には、天井から無影灯が吊り下げられ、正義が縛り付けられていたのと同じ様なベッドが置かれている。
「この国を揺るがす有事を未然に防ぐため、50年前に設立された国家治安維持組織の研究施設じゃ」
博士は部屋の中を見回しながら語り始めた。
「じゃが平和ボケした奴等が予算の無駄遣いじゃと言い出して5年前に表向きは閉鎖された」
「表向きは?」
「閉鎖から1年後、国家の危機を危惧する官僚OB、政財界の大物達が動いて秘密裏に復活させたんじゃ。国の秘密の資金から金が出ておるが最高機密なんで、ここの存在を知る者はほとんどおらん」
「国家治安維持組織?何で俺がっ!何で俺を巻き込む?」
「おぬしを巻き込んだのは儂じゃない。Q#Purgeじゃ。Q#Purgeはおぬしを拉致し改造手術を施した」
「だから、Q#Purgeって何だよっ?」
「元々は、『お金の見張り番』という、国会議員や地方議員の予算の使い方を見張るNPO法人じゃった。不明瞭なお金の流れを発見し度々訴訟を起こしておったんじゃが、悉く敗訴になっとった。それで業を煮やした、事務局長の鮫島 愛実が、過激分子を引き連れ脱退し、秘密結社『Q#Purge』を結成したんじゃ」
博士は正義に椅子を勧め自分も近くの椅子に座る。
「Q#Purgeは誘拐した女性に、『くぱぁ術』と呼ばれる手術を施し改造人間、奴等は改造女子と呼んでおるが、性兵器として生まれ変わらせるんじゃ」
「くぱぁ術?」
感情を昂らせて語る博士の勢いに押されながらも正義は聞き返す。
「『ヴァギリング』を女子の膣に埋め込む手術の事じゃ」
「ヴァギリング?」
「これじゃ」
博士は机の引き出しから銀色の筒を取り出し正義に手渡す。
「柔らかい。これを膣に埋め込む?」
見た目が金属製の様な筒は、思った以上に軽く柔らかい。
まるで太めの竹輪みたいだ。