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性技のミカタ
第7章 紗綾と魔夜と正義と…
「魔夜?おいっ、魔夜?」
正義は驚いて魔夜の肩を揺さぶる。

「…んっ…ん~ん…」
魔夜の身体に力が戻る。

「…あん~ん…あっ…正義…」
魔夜が伸びをしながら正義を見上げる。
魔夜の顔から淫靡さが抜け落ちている。

「魔夜?」
「…魔夜?…紗綾だよ…私…魔夜って誰?…」
15年間連れ添った魔夜は、紗綾の中から完全に消滅した。
紗綾が精神的にも肉体的にも満足を手に入れたと言うことか。

「…あぁぁ…頭がホワホワして…なんか…気持ちいい…」
激しいアクメの余韻と媚薬の効果が、紗綾の身体中に残っているのだろう。
「…紗綾のお○んこ…ヒクヒクしてる…正義のち○ぽ…欲しいって…ヒクヒクしてるよ…」
紗綾の表情や話し方からは完全に角が取れ、正義になつく子供の様になっている。

「紗綾。覚えてないのか?」
「…えっ?…何を…」
「今、紗綾は俺とセックスしたんだよ」
「…えぇっ!?…嘘っ!…」
紗綾は股間に手をやる。

「…あぁぁ…精子?…正義…紗綾に中出ししたぁ?…」
吸収しきれなかった媚薬が逆流し、紗綾のお○んこから溢れ出ている。

「いっ、いや、中出しって言っても、それ、精子じゃないし」
指先に付いた白濁汁を見つめる紗綾に、正義は慌てて説明する。

「紗綾は、どこまで覚えてる?」
「…えっ?…どこまでって…正義の指で逝かされて…ぐらいかな…凄く気持ちよくて…気が遠くなって…気が付いたら…正義に…犯されてた…」
紗綾はかなり早い段階で魔夜に乗っ取られていたのだ。

「そろそろ、博士が帰ってくるんじゃないか?」
博士が会議に出てから2時間近く経っていた。
つまり、正義は紗綾&魔夜と2時間近くプレイしていた事になる。

「…あっ!…ホント…もうすぐ帰ってくるよ…片付けなきゃ…」
紗綾は慌ててデスクから飛び降りる。

「紗綾。服」
「…あぁぁっ!…」
紗綾は正義に言われて気が付いた。

大きく開かれ豊満な乳房が露になっている白いブラウスは、激しいセックスで皺クチャになり、腰まで捲り上げられた黒のタイトスカートは紗綾のお○んこから大量に噴き出した淫汁と潮を吸い、まるで大雨の中を歩いてきたかの様にグチョグチョに濡れている。

「…あぁぁ…何でぇ?…」
紗綾は慌てて捲れ上がっているタイトスカートを引き摺り降ろす。
魔夜に乗っ取られていた紗綾は覚えていない。

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