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幼馴染と発情期
第6章 ぶきっちょ



その時。


屋上の扉がバンッと閉まり、扉の前に上級生の男の人が二人立っていた。

「やっぱりあいつが呼んでるって言うとすぐに来るよな…」

「俺達中学の時からずっとあいつが愛依ちゃんの事手放すのずっと待ってたんだよな」

そういえばこの人達……中学も同じだった。

私は後ろに下がった。

「捨てられたんだろ?俺達が拾って可愛がってやるよ」

「違っ……瑛士君とは元々そんなんじゃない…」

私は走って屋上の端の方まで逃げる。

1階下にもう一つ屋上が広がっているけど…怖くてどここから降りられなかった。

「そんな所にいたら危ないよー?」

「大人しくこっち来いよ!」

「嫌………私…ふェッ…」


高いよ…


でも…瑛士君以外の男の人に触られるのは嫌…。
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