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幼馴染と発情期
第6章 ぶきっちょ
放課後、瑛士君と一緒に家に帰った。
手…繋いでも平気かなぁ?
私は瑛士君の小指を掴む。
「お?」
「あ…あの…///」
「……ほら」
瑛士君は手を絡ませてくれて、ちょっと憧れていたカップル繋ぎになる。
瑛士君のお家に行って瑛士君のお部屋に行く。
「愛依、見てみろ」
「へ?」
「俺の部屋から愛依の部屋がこんなに見えてんだぞ…いつも堂々と着替えやがって」
「え!?うそぉ…瑛士君が見えてるのに気付いてないと思ってたぁ…だって瑛士君…///」
「あ?俺が何だよ?」
「一人でエッチな事よくしてたし……」
「バッ!?見てたのか!?」
「見てないよぉ…男の子がそういう事するのは当たり前だって聞いてたから…見ないようにしてたの!」
「だからエロ本も簡単に見つかったのか…とにかく!着替える時は気を付けろ!瑛斗(エイト)が見る可能性だってあるんだからな!」
「…うん」
瑛士君の弟の瑛斗君の話をしていると、ドアが開いて瑛斗君が入ってきた。
「愛依!最近よく愛依がうちに来てるってお母さんから聞いたけどまさか兄ちゃんと付き合ってないよね?」
「えっとぉ…」
「そのまさかだ。俺達付き合う事にした」
「兄ちゃんの妄想話なんか聞きたくないよ!」
「あ…あの…瑛斗君?私達本当に…」
「えー!やだやだ!俺が愛依と付き合う!兄ちゃんなん愛依の事脅して無理矢理付き合わせたんでしょ」
「このやろ……」
この日二人きりでラブラブとか出来るかなぁなんて思ってたけど…
瑛斗君が許してくれなくてこの日は一緒にお夕飯を食べて別れた。
明日お休みだしまた瑛士君のお家にお邪魔しよぉ…。
この日の夜は瑛士君と付き合えた事が嬉しくてなかなか寝られなかった。