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幼馴染と発情期
第7章 だってお姉さんだもん
そして、今日から駿君と自分の分のお弁当を作る事にした。
朝眠いけどいつもより早く起きてお弁当の準備をする。
「麻子、ご飯炊けてないわよー?」
「え!?ああぁ!昨日の夜押すの忘れたー!どうしよう!」
「まだ時間あるから早炊きで間に合うから、焦らないで」
「うん…ごめんなさい…ふえぇッ…」
「ほら、泣かないの!駿君にお弁当作るんでしょ?美味しいお弁当作ってあげないと駿君にお嫁さんにしてもらえないわよ〜?」
「ふえ?…違ッ///そういうんじゃないもん!先輩だから駿君の事サポートしてあげるだけだよ」
お母さんの一言で涙が一気に引っ込んだ。
駿君の事…昔から好きなのバレてるのかな?言った事ないはずなんだけど…
私が好きでも、駿君は多分私の事はただの幼馴染みのお姉さんにしか見てないみたいだから私の片想いなんだよね。
かなりお母さんに手伝ってもらってお弁当はなんとか完成した。