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幼馴染と発情期
第7章 だってお姉さんだもん
駿君と待ち合わせした時間ギリギリになっちゃった…
急いで外に出ると駿君はもう来ていて待っていてくれた。
「駿君おはよう!ごめんね!ギリギリの時間になっちゃって…」
「おはよう、全然遅れてないし大丈夫だよ?俺も今来たところだし」
「そっか…じゃあ行こっか!」
駿君と並んで登校するのすごく久しぶり!
嬉しいなぁ…。
学校までは電車で二駅先だ。
いつも煩わしい満員電車も駿君が一緒だから全然苦じゃない。
「電車ね、すっごく混んでるけど学校まではちょうど学校の最寄り駅まではこっち側のドア開かないからなるべく奥行かないでドアの前ね!ドアの横のスペースなんか壁に寄りかかれるしベスポジなんだよ」
私が得意気にそう言うのを駿君はちゃんと聞いてくれる。
「そうなんだ、あさちゃん詳しいな」
「でしょー」
よし、私ちゃんと先輩やれてる!
レクチャーしていざ電車に乗り込んでちょうどドアの横のスペースが空いていたので駿君を押してそこに立たせた。
「あさちゃんこっち来なよ。俺、寄りかからなくていいからさ」
「ううん!私先輩だもん!駿君そこにいて!」
それにしても今日は一段と混んでるなぁ…後ろのおじさんがグイグイ詰めてくる。