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幼馴染と発情期
第7章 だってお姉さんだもん
お昼休み。
「麻子、今日お弁当だっけ?学食で一緒に食べない?」
「どうせ弁当なくて学食だろ?今日から自分で弁当作るとか豪語してたけど絶対失敗してそうだし」
「ちゃんと作ったよ!それと…今日はお昼約束してるんだー」
1年の時から仲の良いメンバーで話していると、なんと教室に駿君が来ていた。
駿君に気付くと教室の外から駿君が手を振って、すぐに手を振り返す。
「なるほどねー…なかなかのイケメンじゃん」
「麻子には絶対無理だから無茶すんなよ?」
「うるさい!幼馴染みだもん!」
私はそう言って走って駿君の所に行った。
「駿君、ごめんね!迎えに行くって言ったのに遅かったよね…」
「俺があさちゃんの事迎えに行きたかっただけだから。…何処で食べる?」
「良いところ知ってるよ!」
お弁当を食べる場所詳しい所を見せ付けなくちゃ!
私が案内した場所は体育館に行く途中の階段だ。
今日は晴れてるし今の時期近くに咲いてる桜も綺麗なのに外で食べてる人も少ないので結構穴場。
そこに行くと私達しかいなかった。
「へぇ、良いところ知ってるね」
「でしょー?お腹空いちゃった、早く食べよ!」
そういえばこうやってお昼休みに一緒にご飯食べてるカップルに憧れてたなぁ….。
まぁ駿君は彼氏じゃないんだけどね。