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幼馴染と発情期
第9章 罰ゲーム
「…せめて電気点けられないかな?さすがに怖くない?」
「別に怖くねぇけど…でも、電気点けば外から誰かが気付いて来るかもしれないよな」
ケータイ持ってれば何とかなったのに…持ってる訳がなかった。
隣りに座っていた智也が立ち上がった。
近くにいないと怖くて私はすぐに智也のTシャツを掴んだ。
「何処行くの?」
「確か倉庫の内側に奥の電気のスイッチがあったような気がする。見てくるけど…掴んでるって事は一緒に行くか?」
「うん…」
「ふッ…いつも強がってるくせになかなかの怖がりだよな」
「強がってなんかないよ!それに、この状況怖くないのなんてタフな智也くらいだよ!」
「寧々ちゃんは仕方ねぇな。手繋いでおくか?」
智也はそう言って私の手を掴んだ。
ドキッ…
うわ///…こんな状況なのにドキドキしてしまった…。
智也に手繋がれるの嫌じゃないかも…///