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幼馴染と発情期
第11章 ごぴー


3時間程で別荘に無事に到着した。


「すげー!ノブの友達ってめちゃくちゃ金持ちとか?」

「そうなんだよ。そいつ金持ちの上に良い奴でさ、俺が失恋したって話聞いたら飛んできて別荘で楽しんで忘れてこいってさ」

すると、リアがその話に食いついた。

「ノブ君…失恋しちゃったのぉ?」

「リアぁー!俺、フラれたよ…慰めてくれー!」

ノブはそう言ってリアに抱き付いた。

「…ノブ君、イイコイイコ」

抱きついてきたノブにリアは嫌な顔一つせずに頭をポンポンと撫でた。

「ノブ!あんまり、あいつらの前でリアにベタベタすんなよ」

その光景をヒロとユウはボーッと見ていた。

…おかしいな。あいつら何で2人揃ってうわの空なんだ?


「ん?リア、口元に何か白いの付いてるぞ?」

「ふえ?」

「ほら、ここ」

ノブはリアの口元を指で拭って見せた。

「車でお菓子でも食ってたか?」

「あ…うん///ノブ君…それリア大好きなの…勿体無いから食べたいのぉ…」

「え?そんなに好きなもんなの?何…って…え?…リアそれは…」

ノブが動揺するのも無理ない。

リアはノブが拭った指についた白い物をノブの指ごと舐めた。

!?

すると、ヒロが来てノブからリアを引き離した。

「リア。止めろよ」

「あ…あぁ!そういえば、リアって小さい頃しょっちゅう俺の指をしゃぶってたんだぞ!自分の指しゃぶるとお母さんに怒られるから…その時の名残りか?…しかし、あっちぃな!荷物置いてプール入ろうぜ!」

ノブがそう言って俺達は別荘の中に入ることにした。

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