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幼馴染と発情期
第11章 ごぴー


俺達は水着に着替えて部屋を出ると、ヒロ達の部屋の方が騒がしかった。

「…さすがにその水着はヤバイって」

「えー…リア…せっかく、頑張って選んで来たのにぃ…」

「とにかく上にこれ羽織れよ!後で構ってやるからノブ達には見せるんじゃねぇぞ?いいか?」

ヒロとユウの部屋の中から慌てた声が聞こえる。

バンッ

「俺達がどうしたってー?」

「な!?何でもねぇよ…」

ノブがドアを開けて入って中に行った。

部屋の中にはリアもいた。

…ココで着替えたわけじゃないよな?

リアは水着の上にパーカーを着ていてリアの水着姿は全く見えなかった。

「なんだよー?リア水着見えねぇじゃん!リアの水着は楽しみの一つでもあるんだぞ!なぁ?タカ」

「あー…そうだよな?女の子1人しかいないし」

「…うっせぇ!ロリコン!早くプール行くぞ!」

「んな!?ロリコンだと!?俺だってまだ若いんだぞ!ちょっと先に生まれただけだろ!」

ヒロはノブを押してプールへと急かした。

ロリコンって…俺も?1歳しか離れてないんですけど…

「…リア、とりあえず行こう?」

「うんっ」

リアはユウの腕に抱き付いた。

ヒロと良い感じなのかと思ってたけど…ユウの方が優勢なのか?

全然わからない…2人に思わせぶりな態度取り過ぎだろ。

俺は若干リアに不審感を募らせていた。
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