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幼馴染と発情期
第11章 ごぴー
プールに行くとノブとヒロが泳ぎの競争を始めた。
あの2人結構似た者同士なんだよな…
一方でユウはプールサイドで本を読み始めて、その横でリアがユウにくっ付いて座っていた。
そういえば昔からこんな感じだったな…。
それで、ノブとヒロが競争に飽きてヒロが戻って来るとリアは今度はヒロにくっ付いて、リアが離れるとユウが俺の所に来て遊び始めるのが昔からの流れだ。
多分この中でリアと一番関わらないのは俺だった。
今回もそうだろう。
っつーか…昼ご飯もまだ食べてないのにあいつら元気だよな。
俺はお腹も空いてきたので、一度別荘の中に戻ってみんなの昼ご飯を作ることにした。
別荘の中に入ろうとするとユウが気付いた。
「ん?タカ、何処いくの?」
「昼ご飯作ってくる」
「あ、俺も手伝うよ」
「リアもー!」
「いいよいいよ、さっきノブが言ってたけどユウ夏バテしてんだろ?リアとゆっくり休んでな」
ご飯を作るのも俺の役目というのもいつも決まっていた。
料理は嫌いじゃないし、俺は率先していつもご飯を作りに行く。
今日もそうだった。
中に入ってキッチンへ行く。
確か前日にここの清掃が入って、食材も補充してもらってるんだったよな…