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幼馴染と発情期
第11章 ごぴー
「オーイ!タカ?」
「…え?」
「なんだよ?お前もユウとヒロの夏バテうつった?もうみんな食い終わってるぞ」
「オオ!ぼーっとしてた!夏バテうつるもんなのか!?」
もしかして…あの2人もリアに翻弄されてあぁなってるのか?
俺は急いでカレーを食べて食器を片付けにキッチンに行った。
キッチンにヒロとユウがいて、俺が来たことに気が付いていないようでヒロがユウに何か錠剤みたいな物を渡していた。
嘘だろ…あいつらまさか…危ない薬!?
「おい!それ…なんだよ?」
「な、何でもねぇよ!」
「何でもなくないだろ?ヒロ…お前、そういうのには絶対手出さないと思ってたのに…」
「は?どういうのだよ?」
「危険ドラッグだよ!」
「ばっかじゃねぇの!?やらねぇよ!お前自分の弟なんだと思ってんの?」
「ヒ、ヒロ…言い過ぎだよ…タカは心配してくれてんのに…」
「じゃあそれ!なんだよ?」
「コレは!その…」
ヒロが隠すように後ろに下がった瞬間ヒロが持っていた物が落ちた。
「やべ!」
俺はすぐにそれを拾って確かめると、それは精力活性剤だった。
よく通販の広告にあるやつだ…
「何でこんなもん飲んでるんだ?」
「な、夏バテに効くと思ったんだよ!ユウ!行くぞ!」
「…うん」
…まさか…今夜リアとヤるつもりなのか?
いや!でも、それなら何でユウと共有してるんだ?
昔から知ってる弟達が全くわからない…