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幼馴染と発情期
第12章 思い出のアルバム

他の男を寄せ付けないようにかぁ。


だとしたら、私の事が好きだからって理由じゃないから私に彼氏が出来たらエッチする相手いなくなるからじゃん…。

拓に彼女が出来たら、今の関係も終わらせられそうだし本当に私の立場って弱い。

その日の昼休み。

今日は四時間目の授業で使った備品を日直が片付けなくちゃいけなくて、私ともう一人の日直の間島(マジマ)君で備品を準備室に片付けに行った。

間島君とお喋りをしながら片付けて一緒に教室に戻った。

「藤村(フジムラ)って、すげぇ楽しいな!藤村とだったら一生日直やっててもいいな」

「何ソレ!そんなおだてても日直のお仕事はちゃんと半分ずつだよ!?」

片付けをしながら話していたら思いの外、間島君と盛り上がって教室まで話しながら戻って来た。

教室に到着すると、拓が教室の外で待っていた。

アレ?いつも、私が教室いなかったら自分の教室で待ってるのに珍しい!

「拓!待っててくれたのー?ごめんね、日直のお仕事あったんだぁ…今、お弁当持ってくるからちょっと待ってて!」

私はお弁当を持って拓の所に行った。

「お待たせ、行こっか!」

拓は相変わらず黙って歩き出した。

待っててくれるなんて嬉しいなぁ…
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