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幼馴染と発情期
第12章 思い出のアルバム


お昼休みになると拓がいつものように教室にやって来た。

来ちゃった…どうしよう…

私は拓が教室の外に来てるのをわかってるけど、自分の席から動けなかった。

いつもなら喜んで拓のところ走って行くのに…

すると、拓が教室に入って来て私の席までやってきた。


「…昼飯行かねぇの?」

「拓…あの…私…」

声が震える…

グイッ

突然拓のいない方に引っ張られて驚いて見ると、間島君が私を引き寄せた。

「千香、そいつにちゃんと言わないと駄目だろ?」

「…は?何お前」

「拓ッ…あの違うの…私…ヒグッ」

「はぁ…千香。そいつに俺達が付き合ってる事見せ付けてやろうか?」

クイっと顎を持ち上げられて唇が近付いてきた…俯いてそれを避けようとした時、拓に引っ張られてそれを回避する事が出来た。

「……付き合ってんの?」

「付き合ってるよな!?なぁ?千香!」

もう…こんなのやだ!

「……付き合って…ない!私…間島君に無理矢理アソコの写真撮られて脅されたの!」

私達の異様な光景はクラス中から注目されていた。

「な、何言ってんだよ?あの画像は自分から誘ってきて、撮って欲しいって俺に頼んだんだろ?人聞き悪いなぁ…」

「私そんな事言ってない…ふぇ…」



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