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幼馴染と発情期
第12章 思い出のアルバム
その日以来。
拓に避けられるようになった。
ずっとケータイの電源を切られてて音信不通…朝も先に行っちゃうし、教室に行ってもいないし。
放課後も何処かに行っちゃうみたいで全然会ってくれない…。
会ってちゃんと謝って、告白したいのに…。
このままではいけない。
私は思い切って休みの日。
拓が寝てるうちに拓のお家に押しかけた。
「あら!千香ちゃん、いらっしゃいー」
「こんにちは…拓いる?」
「まだ寝てるわぁ、もう休みの日はなかなか起きないのよー!でも、千香ちゃん来てくれて良かったわぁ、最近千香ちゃんいなくて不機嫌だったのよぉ」
う…私が怒らせちゃったからだ…
「あの子何も言わないけど、喧嘩しちゃったんでしょ?」
「私が…悪かったの…拓に最低な事しちゃったから…拓許してくれないかも…ふぇ…」
「千香ちゃん!大丈夫よぉ!拓は千香ちゃんの事大好きだから許さないとか絶対ないから!おばちゃんが保証してあげる…拓の事起こして来てくれる?千香ちゃんに起こしてもらったら絶対喜ぶから」
「…ヒグッ…ふぁい」
拓のお母さんに頭をポンポンと撫でられて、私は拓の部屋に行った。