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幼馴染と発情期
第13章 あなたのペット


なんだろう?

バスルームからこっそり部屋の様子を伺うと、真君は女の人にグチャグチャの制服と真君のスーツを預けた。

「スーツはいつでも構わないが、こっちは明日の早朝までに頼む」

「かしこまりました。」

女の人はお辞儀をして部屋を出て行った。

「絵実、早く来いよ」

「えーっと?どういう事?」

「クリーニング出したんだろ。あと食事行くのにここのレストランドレスコードあるからこれに着替えろ」

高級そうな服が…

下着まで用意されてる。

さっきサイズ測ったのはこれを用意してくれる為だったのかな?

下着までもが高級そう…

真君が着替えを始めたので私もその高級そうな服を着始めた。

「ここのホテルすごいね…こんな豪華なお洋服貸し出ししてくれるなんて」

「は?貸し出しなんかしてねぇよ。結婚式じゃあるまいし」

「え?じゃあこれ…ああぁ!買ったの!?」

「何驚いてんだ?」

「だって!これ高いやつ!うぅ…カードで払います…お会計いつすれば良いのかな?」

出来るだけカードを使わないようにする為カードで使える限度額少ないのに…っていうか足りるのかな?

「もう会計終わってるに決まってんじゃねぇか」

「え!?いつ!?」

「さっき、カードで払った」

「あ…じゃあ、真君に払わなくちゃ…えっと…絶対全部払うので分割出来ますか!?」

私は涙目になってそう言うと真君は大爆笑していた。

「んな!?何で笑うの!?」

「何こんくらいの額で涙目になってんだよ。いらねぇよ」

「え!駄目だよ!」

「ペットは何も考えんなよ!飼い主はペットの世話するのは当然だろ」

「うぅ…」

優しかったり、強引だったり…でも、お金貯めて今度返さなくちゃ。

メイク道具も一式揃っていて、メイクも直して真君と食事に向かった。

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