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幼馴染と発情期
第14章 フェチ♡
そして俺の所にやってくる。
「…せいちゃん…お弁当」
「あぁ!ありがとう!」
「…うん」
春花は俺に弁当を渡すとすぐに教室を出て行ってしまう。
「嫁弁当来たー!」
「嫁じゃねぇよ!いつも俺が朝練で早く家出る時、親が弁当作り終ってないから春花に預けるんだって…前にも言ったよな!?」
春花とは家がマンションの隣り同士で、昔はよく遊んだけど最近はクラスも違うし、一緒にいる事も減っていた。
春花大人しいからな…一番騒がしいサッカー部連中の中に入る感じでもないし。
俺は春花と今でも仲良くしたかったけど、なかなか上手くいかないもんだ。
ぶっちゃけあのアゲハを気に入っているのは春花の影響でもあった。
学校で外す事はほとんどないが、春花は眼鏡を外すとアゲハと似ている。
そう…俺は昔から春花の事が好きだった。
真面目で大人しい春花と、友達と騒いで馬鹿やってる俺とでは釣り合わないのはわかってるけど…。