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幼馴染と発情期
第14章 フェチ♡


いつも何気なく食べていて弁当だったけど…もしかして…この弁当って母さんが作った弁当じゃない?


もしそうだとしたらこれは春花の弁当なのか?


「お!清司の弁当今日玉子焼き入ってんじゃん!清司の家の玉子焼きめちゃくちゃ美味いんだよな!一個もらうぞ」

「や、やらねぇよ!」

「なんだよ!いつもくれるだろ!」

昔からうちの母親の作る玉子焼きは俺の口に合わなくて、弁当に入ってる玉子焼きも一度も食べずに友達に横流ししていた。

みんなが美味い美味い言うからもしかしたら改善されたのかと思って正月に母親が作った玉子焼きが出た時に食べたけど相変わらず不味かった。

もしこれが春花が作っているのだとすれば…

俺は思い切って初めて弁当に入ってる玉子焼きを食べた。

これは…母親の玉子焼きじゃない。

めちゃくちゃ美味い…クソ!何で俺はいつもこれを横流ししてたんだ!

やっぱりこの弁当は母親の作った弁当じゃない。

俺は他の奴に取られないように弁当を完食すると、また再び春花の教室に向かった。



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