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幼馴染と発情期
第14章 フェチ♡
もう勉強はしていないようだけど、またあの野郎が一緒にいる。
一緒に弁当食ってるし…あの野郎はコンビニのサラダとおにぎりを食べていて少し安心した。
俺が来た事に男の方が先に気が着いた。
すると、春花も俺に気がつく。
「せいちゃん…?どうしたの?」
春花はパッと立って俺の所に来てくれた。
「今平気?」
「うん?…何かあった?」
「あのさ…勘違いだったら悪いんだけど、いつも持ってきてくれる弁当さ…もしかして春花が作ってる?」
「え……あの///…うぅ///」
春花は顔を真っ赤にさせて俯いた。
「やっぱり?母さんが作る料理にしては上手く出来てると思ってたんだよな…言ってくれれば良かったのに」
「……せいちゃん…いつも朝練頑張ってるから…応援してあげたくて///…おばさんに言ったら協力してくれるって言ってくれたから…ごめんね…彼女でもない女の子のお弁当なんて…」
「いや!全然謝らなくていいから!むしろすげぇ嬉しい!…最近春花とほとんど一緒にいれなかったしさ…」
俺の視界に睨んでいるあいつが入って来る。
「……今度から昼ご飯一緒に食わない?」
「え…あ…でも…私、せいちゃん達の中にいたら…浮いちゃうから…上手くお話とか出来ないし…えっと…」
「違う!あいつらは入れねぇよ!その…二人で…」
「……へ///…」
「ああぁ!でも、あいつといつも食べてるんだっけ…」
「…あ…私がいつも一人で食べてたから気遣ってくれて一緒に食べてくれてるだけだよぉ?……せいちゃん…私なんかと一緒に食べていいの?」
「なんかじゃねぇって!俺だって…男と食べるより女の子と食べたいんだよ!……決まりな?」
「うん…///…ありがとぉ…」
久しぶりに春花と長く話したな…。
よし…これからの昼休みがめちゃくちゃ楽しみだ!