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幼馴染と発情期
第14章 フェチ♡
学校の近くになると、うちの学校の生徒が多くなってきて何となく春花がチラチラ見られてるような気がした。
俺は急いで春花の手を絡めた。
「せ、せいちゃん…?///」
春花は俺の彼女だ!見てんじゃねぇよ!
校門を抜けてグラウンドの前を通る。
「おーい清司ー!」
「お前彼女出来たの!?」
いつも集まってるサッカーの連中が練習そっちのけで俺の所に集まってきた。
「清司ぃ!私っていう可愛い彼女いるのにどういう事よぉ!」
「うるせ…お前とは付き合ってねぇから」
「って、春花ちゃんじゃん!イメチェンしたん?」
「やっぱり俺達の観察通り可愛いじゃねぇかよ!ちゃっかり付き合いやがって!」
「春花ちゃん、こいつ止めて俺と付き合わない!?」
「…ぁぅ…ふぅ///」
「止めろ!春花はそういうノリ慣れてねぇから絡むなよ…」
「もう彼氏面しやがってー!」
「春花ちゃん眼鏡外すとアゲハと似てるな?」
「あぁ!だから清司アゲハ好きなんだー?納得!」
「春花っ!行こう!もうこいつら無視していいから!」
俺は春花の手を引いてその場から離れた。
そして、手を繋いだまま春花の教室まで送る。
これは重要だ。
春花には彼氏がいる事をクラスで認識させとかねぇと…。
今日朝練行かなくて正解だったな。