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幼馴染と発情期
第14章 フェチ♡
そして昼休み。
俺はすぐに春花の教室まで行った。
すると、あの眼鏡男が春花の腕を掴んで引き止めていた。
「あの…ごめんね…今日は約束あるから…」
「駄目だよ。昨日もそう言って出来なかっただろ?今の授業で春花が分からなかった所復習しようよ」
「…後で先生に質問しに行くから…いつも教えてくれてありがとね」
「俺が教えるから先生に聞きに行く必要なくない?」
俺は間に入って春花の腕を引いた。
「しつこい。教師に聞くからいいって言ってんだろ?それと、春花に気安く触るなよ」
「チッ…こんなチャラチャラした男なんかと付き合ってるから春花が穢れていくんだな」
なんだこいつ!
そいつは俺を睨みながら教室を出て行った。
「……せいちゃん…ごめんね…私がもっとハッキリ断れば良かったのに」
「いいって、謝るなよ。じゃあ、行こうか?」
俺達は放課後以外ほとんど使われない自習室に行った。
つい今日教えてもらった彼女との昼休みに過ごすオススメの場所の一つだ。
部屋が独立してる上に外から見えない。
集中出来るように防音になっていてしかも鍵まで掛けられる素晴らしい場所だ。
今日も春花は俺の分も弁当を作ってくれた。