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幼馴染と発情期
第16章 俺とお姫様


そして中庭まで出た。


「で?何のご用でしょーか?お姫様」

「…ジャン…ナイト様になってから全然話してくれないんだもん…」

「身分わきまえてるからな?」

「だけど!お兄ちゃんとは前と同じようにしてるのに…私だって小さい頃からジャンと仲良かったのにさ…それに」

「わかった!これからはサラとも話せばいいんだろ?話はそれだけ?」

「うー…あと…今度お城で舞踏会があるから一緒に行けないかなって…///」

「舞踏会?……フィリップが許してくれたらな」

「本当!?やったー!ちゃんと日にち明けておいてね!」


舞踏会…俺、踊り方知りませんけどね?


そもそも城の舞踏会なんて貴族やら身分が高い人達が集まるもんだ。城の騎士の俺が行けるわけがない。


「あぁ、来れば?」

「は!?そんな軽いもんなのか!?普通行けないだろ!」

「いいよ、ジャン仕事の成績良いし、7年連続大会チャンピオンだしな。全然構わないよ」

「いや…俺、踊りわからねーし…服だって良いもん持ってねーし…」

「踊りは教える。服もこっちで用意してやるよ、たまにはサラにかまってやってくれ」


そういう事で俺は舞踏会に参加する事になった。
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