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幼馴染と発情期
第17章 王様のメイドさん



やっとの事でクロエをうちの城に連れて来る事が出来た。

妻として迎えたかったけど、クロエはメイドとして来る事を望んだ。

でも、いつかはクロエと結婚したい。



クロエ城中に紹介して回り、最後は紹介したくなくてもしなくてはいけない人物の所へ連れて行く。

「ほう…なるほど。聞けばフィリップがよっぽど気に入って連れてきたそうじゃないか…本当に美人を連れてきたなぁ」

その人物とは前王で俺の父親。

相当女好きで母親には呆れられ見放されていた。

「…クロエ、これ以上ここにいる必要はない。行こう」

「待て待て。お前、専属メイドを付けた事ないだろ?私が作った専属メイドのマニュアル本を渡しておこう」


クロエはそれを受け取り、お辞儀をした。


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