この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
幼馴染と発情期
第17章 王様のメイドさん


クロエを抱き上げて風呂を出てベッドに移動する。

ベッドに押し倒すと俺はクロエな頬にキスをした。

「…クロエ…愛してる」

そう言って唇にキスをしようとすると手で唇を押さえられる。

「…フィリップ王様。いけません…これ以上したらフィリップ王様は、私と結婚しなければならなくなります…ここの国の王族の古くからの決まりをお忘れですか?」

「忘れるわけないだろ…クロエと結婚したい。勝手だけどやっとクロエが傍に来たんだ。離したくない」

「フィリップ王様が望むなら私は拒みません」

クロエにそう言われると溜め息が出た。

「…ごめん。クロエの気持ちまで手に入らなきゃ結ばれても意味ないのに…俺」

「…私が身分が高い方になら誰にでもあんな事すると思いますか?フィリップ王様鈍過ぎ。フィリップ王様だから……なのに……」

「……嘘だろ」

俺は自分の頬を殴った。

「イッテェ!夢じゃない!」

「フィリップ王様の好きにしてどうぞ?」

信じられないけどクロエも俺の事想ってくれていた。

もう抑える必要はない。

俺はクロエと唇を重ねた。

「クロエ…いつ結婚式しようか」

「…結婚はまだ先にしてください。しばらく秘密の関係です」

「何で?」

「何も知らない人達から見たら突然国にやってきた謎の女と王様が結婚だなんて簡単に受け入れられるわけないじゃないですか」

「でも…俺…」

「そんな焦らなくても私はいなくなったりしませんから…」

「……わかった」

そう言われて俺は安心した。

その夜はそのままクロエを抱き締めて眠った。



/571ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ