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幼馴染と発情期
第20章 お姫様のkiss
ちっ…あの男はなんなんだ。
毎朝毎朝ティナ姫の部屋に来やがって…。
あー…俺も人間だったらなぁ。
「おーい!ザックー!」
俺は餌を探していると、友達のカラスのカカが飛んできた。
「何だ?」
「お前、人間になりたいとか言ってただろ!?」
「あぁ?」
「あのな!東の森に以上に背の高い木あるだろ?そこからずーっと上に向かって飛ぶと、願いを叶えてくれる魔法使いがいるらしいぞ!」
「うわ…それ怪しいぞ。ただ死ぬっつーだけだろ?人間にはなりてぇけど死ぬのはごめんだな」
「あくまでも噂だけどな!じゃあ俺は卵温める仕事あっから!」
「じゃあな」
カカには嫁がいて今は卵がかえる時期なので卵を温めるのに必死だ。
最近気がたっているカラスが多いのはそのせいだ。