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幼馴染と発情期
第20章 お姫様のkiss



キースの城での仕事の手伝いをして一日過ごした。


人間でいられるのもあと二日か…。


この日もまたキースと酒場に行った。


酒を飲んで楽しんでいると、男が血相を変えて酒場にやってきた。


「キース!呑気に酒飲んでる場合じゃないぞ!」

「どうした?」


男は隣の国の兵士だ。


ん?って俺…何でこの男が隣の国の兵士ってわかったんだ?


何だか…変な気分だった。


俺何か忘れてる…?カラスだった頃より前………ダメだ!もうすぐで何か思い出せそうだと言うのに!


「クリスティーナ姫様が!」

「ティナ姫様はエドワード王子と婚前前のご旅行に行かれたが?」

「旅行!?いいか?ティナ姫様とエドワード王子が行かれた場所は牢獄だ!」

「なんだって!?」

「キース…俺はこんな事を告げに来たなんてバレれば処刑される…俺はこのまま身をくらませるが…」


俺はティナ姫の件を聞いて驚いて立ち上がった。


すると、兵士の男は俺の顔を見て目を丸くした。


「こ、こ、国王様!!何故このような所に!?申し訳ございません!自分…エドワード王子とクリスティーナ姫様を牢獄から救いたくて…処刑は受けます…」

「は?何言ってんだ?」

「よく言われているが、彼は他人だ!安心しろ!お前は城で匿ってやる。それより、今すぐ隣国へ向かう!姫様とエドワード王子が心配だ!」

「キース!俺も行くぞ!」


俺達はすぐに隣の国へと向かった。
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