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幼馴染と発情期
第20章 お姫様のkiss
牢獄から連れて来られた場所は王様の寝室…。
「クリスティーナ姫、早くこっちに来るんだ…誰にも邪魔をされる前に私と子作りをするのだ」
私は恐くて、立ちすくんでいた。
「早く来い!」
「…ぃゃ……」
王様は私の腕を掴み、強引にベッドの上に押さえ付けた。
「クリスティーナ…いや、ティナ姫…何度見ても美しい…そなたは我が妃にふさわしい」
「ひゃ…」
王様は私の首筋を舐めた。
もう、ダメ…このまま襲われたら…私…
―バンッ
「エロガラス!ティナ姫から離れろ!」
「ザック王…何故お前がここに…おい!見張りの者は何してる!?」
「もう、誰もお前の言う事なんかきかねぇよ!全部思い出したからな、カラスのお前にそそのかされて魔法でカラスにされるなんて俺も相当間抜けてたよな?」
本物の王様?
私は今来た王様を見た。
間違いない…この人がザック王様だ…。
「ちょーっくら痛い目に合わせてやろうか…」
本物のザック王様は指をならしながら、偽物の王様に近付いた。
そして、襲いかかった…。
王様…強い…。
「このエロガラス!!ティナ姫を襲おうとした上に、国の治安悪くしやがって!!さっさとカラスに戻りやがれ!!」
「わ、わかった!!ぐッ」
―ボンッ
偽物の王様は音と共に、カラスになった。